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2021年03月12日 [BLOG]

ホールの人?いいえ、セルヴィスです!

みなさんこんにちは、佐藤です^^

今日はセルヴィスについてお話しします!

一般の飲食店でも、料理を運んでくれるホールスタッフや、お出迎えをしてくれるスタッフとたくさんの方が

サービスをしていますよね^^

実はホールスタッフはフランス語でセルヴィスと呼ばれ、レストランによってはとても格式の高い職業になります。

サービススタッフと言うと日本ではできる限り要望に応えて「お客様をもてなす」イメージが強いですが

フランスではその店舗の料理やワインを楽しませるために指揮をとる「その場を取り仕切っている人、パフォーマー」としてセルヴィスは動きます。

セルヴィスの中でもいくつかの役職に分かれており

・メートルドテル

・コミドラン

・シェフドラン

と大きく3種に分かれます!

キッチンとホール間の料理の上げ下げを行うコミドラン

お客様へ料理などを提供する業務的なサービスをするシェフ・ドラン

そして、お客様に直接サービスすることができるメートル・ドテルとステップアップしていきます。

メートルドテルはサービスだけではなく、その場のスタッフ全員の総指揮者でもあるので

かなりの経験がないと難しいのです><

セルヴィスには大会もあり、対 人であるからこそ正解がなくこれまた面白い世界だなと感動します・・・!

ソムリエ試験でも似たような有名なお話がありますが、

●自分が提供した最高のワインに対してお客さんが「このワインをもう少し冷やしてほしい」

と言いました。これ以上冷やしたら料理とも合わないし美味しく飲めなくなってしまうのは明らかだった。

あなたならどうしますか?

と言う質問があります。みなさんがセルヴィスやソムリエだったらどのように対応しますか???^^

模範解答としては、お客様に従うことが正解になります。

その他にも、白ワインが飲みたいと言って赤ワインの品種で注文してきた時はどうするか?

「その品種は赤ワインです^^」とは、その方に恥をかかせてしまうので言えませんよね・・・

だからと言って何も伝えずその品種の赤を提供したら「本当は白が飲みたかったから言って欲しかった」

なんてこともあります。

完璧な正解がない世界を極めるのはとても難しいですが、極めた先のサービスの対応能力は尊敬に値するものでしょう。

みなさんもレストランに行った時、ふと、セルヴィスを観察してみてください^^

あの人がメートルドテルだな!あの人がシェフドランだな!あの人がソムリエだな!

とわかるかもしれません♪

そんな見方で楽しむレストランもまた一味違ったそのお店の良さに気付けると思います!

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