2021年03月31日 [BLOG]
葉取らずりんごって知ってる??
みなさんこんばんわ^^
今日はりんごについてお話ししたいと思います!
『葉とらずりんご』って知っていますか??
“葉とらず”りんごとは、文字通り“葉っぱをとらない”栽培方法で育てたりんごです。
普段皆さんが食べているリンゴは、品種にもよりますが、葉をとって栽培しています!
リンゴは果実に太陽の光が当たることで赤く色づくので、ムラなく赤いりんごにするには葉っぱが邪魔でした。
でも、葉っぱはりんご本体に栄養と甘味を補給する大切な役割があるので、葉を摘めば赤く見栄えの良いりんごになりますが、葉とらずとの味の違いは歴然です!!
葉とらず栽培のリンゴは色ムラが出来るので、市場やスーパーでは流通し難いのが現状です。
昨日のブログでも少しお話ししましたが、私たちDeriChefが取り組む-D.F.C-デリシェフ フード サイクルの活動内容でも課題となっている問題。
https://www.deri-chef.com/businessblog/project/2021033025.html
見た目やサイズ不足で、十分美味しく食べられる食材も破棄されているという深刻な問題と近いところがありますね。
葉とらず栽培をする農家は、その殆どが自身の販売ルートでお客様に届けています。
ですから、その辺のスーパーでの購入はもちろん、飲食店におろされているリンゴのほとんどが普通のリンゴなんです。
沢山の葉っぱで沢山の栄養と甘味を限界までリンゴに注ぎ込んでいるので、その分味わいと甘さが濃厚になります。
葉っぱが果実を直射日光から守ってくれる効果も生まれ、果実の不必要な水分蒸発を防ぐことができ、葉とらずりんごはりんごとは思えない程ジューシーになります。
さらに蜜が入る品種では、葉とらず栽培で蜜入りがとても良くなるのも特徴です。たくさんの葉っぱで蜜の元(ソルビート)をりんごに届けることができるためなんです^^
昨日なんとうちの近くのスーパーに『シナノゴールドの葉とらずリンゴ』が販売されていました!🍏
サクサクでジューシーで食べたら誰でも通常のりんごより水分量が多いなとわかるほどのジューシーさです!
世の中にはまだまだ、生産者にしか知らない、さらに食材を美味しい状態に育てる育て方があって
そうして作られた食材を既に私たちは目にしているのにもかかわらず、「今までの物より見た目が悪いから」と購入しないでより美味しい食材との出会いを見過ごしていることも多いかもしれないですね...
今後はD.F.Cの活動でそういった食材にたくさん出会えるので、ここでどんどん発信していきますね!
みなさんもまずは『葉とらずりんご』に出会ったら必ず購入してくださいね!^^