2021年05月21日 [BLOG]

みなさんこんにちわ！

出張料理DeriChef佐藤です☺

今日は少し面白い心理のお話です！

みなさん人の何が『料理の味』を形成していると思いますか？

オックスフォード大学の心理学者は『味覚』『嗅覚』は2位で、実は『視覚』が1位だというんです😲

彼の行った面白い実験で『心理を用いればソムリエを欺くのは容易だ』といったものがあります🍷

ボルドー大学でワイン醸造学を勉強している54人の学生に『白ワインA』を表現させたところ「ハチミツ」「レモン」などの語彙で表現していた。

その後『人工的に赤く色をつけた白ワインAの味』を表現させたところ「チコリ」「プラム」「タバコ」という語彙を用いていたそうです🤣

スペインで最も有名なソムリエにも同じ実験を行ったところ、同じ結果となり、

しばらく悩んだ末『イチゴ』と『ラズベリー』の間で決めかねていたそうです🍇

またパーカーポイントでも有名な、世界で最も影響力のあるワイン評論家ロバートパーカーによる実験で
事前情報として『パーカーポイント』が高いと伝えた人１００人、低いと伝えた人１００人に

そのワインの評価をしてもらったところ、事前情報の通りの評価になったそうです。

ワインの味の評価には心理社会的な要素も当然影響し、美食家やワイン通を自任する人々は面目を保つために評論家の意見を聞いたあとでワインの評価を変えることもあるだろう、と研究者たちは認めているそうです・・・＾＾；

美味しい美味しくないは主観であり一種の自己満足とも言えます。

見ないで味を認識するより、見て味を認識する方が難しいなんて・・・心理と味は面白い関係性ですね！

もう一つ面白いもので、ポテチの袋を入れ替えただけで、

『ソルト＆ヴィネガー味』のチップスを『チーズ＆オニオン味』のチップスと勘違いさせることに成功したそうです！

味覚とはなんなんだと思いますね・・・笑

みなさんも是非！心理と味の挑戦をして見てくださいね！

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