2021年03月06日 [BLOG]

みなさんこんにちは！

今日は新しい料理ジャンル「イノベーティブフュージョン」についてお話しします！

イノベーティブとは「革命的」
フュージョンは「融合」の意味を持つ言葉で、

その意味の通り、今までの料理ジャンルには属さずこれまでになかった概念や、独創性に満ちたスタイルの料理の総称と言えます！＊

この言葉はミシュランガイド2013年度から正式にカテゴライズされ、そこから一気に日本でも広まりましたね＾＾

例えばアルギン酸を使った、周りに薄い膜を貼らせて液体を閉じ込める調理法や、亜酸化窒素を使用した「エスプーマ」（機械の中で空気を含ませ液体を一瞬でムースのようにするもの）など分子ガストロノミーとも言われる調理法があります。

化学的な一面だけではなく、食用アリや昆虫、植物や煙等も一つの調味料として組み込んだ調理など、シェフの独創性を無限に表現できる料理ジャンルとしてここ最近はずっと人気が出ています！

なんとなく「イノベーティブフュージョン」と聞くとモダンで、ひと目見ただけじゃなんの料理かわからないワクワク感や目の前での化学調理など見て楽しむことができるイメージがありますね！

目で見て楽しい、味も美味しい、満足感もある。
そんな料理ジャンルって最強なんじゃないでしょうか？

デリシェフでもたくさんのシェフが「アートのような一皿」や「和食とフレンチの融合」のように自身の独創性や芸術面での感性を一皿一皿に表現しています。

いつものレストランでいつものクラシックな料理も素敵ですが、たまには個性が爆発したような印象的なコースも体験してみてはいかがでしょうか？